(※半年前に書いた記事です。なぜかアップされてなかったので)
生まれた直後から、右側のタマタマが大きかった息子。一ヶ月検診の時に診てもらって紹介状を書いてもらい、大学病院へ。診断は陰嚢水腫でした。
乳児の場合は放っておくと、自然に治癒するケースが多いらしく、しばらく様子を見ましょうということで、半年に一度の病院通いが続いていましたが、残念ながら二歳になってもそのままだったので手術をすることになりました。
二歳まで待ったのは、二歳から「日帰り手術」が可能だからとのこと。とはいえ、全身麻酔での手術ですし親としては大変心配であります。
いつもなら電車で病院に行くのですが、この日は雨だったこともありタクシーで大学病院へ。
諸々手続きを終え、手術着に着替えて手術室へ。
一人ベッドに寝かされ連れていかれたお母さんスキーな息子はぎゃん泣きで手術室に消えて行きました……(涙)。
手術は無事終了、昼過ぎには出てきました。点滴が痛々しいですが。
傷跡は縫うのではなく、接着剤的なもので付けてあるようで、傷口は「塗るばんそうこう」みたいなので固めてありました。なので抜糸もなしなのはありがたい。麻酔から覚めるのは早かったのですが、おしっこが出るまで帰れないのです。これは内蔵がちゃんと動いているのを確認するためのようです。食べものや飲み物はもちろん持ってきてないので、病院内のコンビニで調達し(両親の食事も)病室で食べさせるのですが、なかなか出ない(笑)。結局夕方になってようやく開放されたのでした。
(追記)
その後、手術の傷跡はみるみる目立たなくなり、いまや言われても気が付かないレベル。医療の進歩は素晴らしいですなあ。
以下余談。
小児科病棟の廊下に何故か赤塚不二夫の原画(多分)が展示してありました。
晩年に入院していたとか何とか知人から聞きましたが、おそらくお亡くなりになられた後に遺族が寄贈されたのではないかと推測。結構貴重なものなのでは。でも、ここ(小児科)じゃなくて大人の病棟の方が喜ぶ人が多いと思うんですけどねえ(笑)。