子どものごはんがあるのでお先に失礼します。

バツイチ・アラフィフの育児ブログ。略称「こどめし」。なまあたたかく見守ってやって下さい。

二毛作バツイチ・アラフィフの育児ブログ。略称「こどめし」。生暖かく見守ってやって下さい。  

「父親も離乳食」のススメ

ブログタイトルの通り、ウチでは父親(私)が主に離乳食(実際にはもう離乳食ではなく「幼児食」に突入したところですが)を作ってます。特に夫婦で話しあってそうしたというわけではなく、元々私が(家事のうちの)食事担当だったので、そのまま離乳食を作るようになりました。

正直言って、最初は「うわーメンドクセー!」と思いました。日々の大人の食事だけでも充分面倒くさいのに、それとは別メニューを別途作らなくてはならないのですから。しかも離乳食なんて作ったことないし。そもそも、私は料理が得意で担当になったわけではありません(なんで私が家庭で料理を担当するようになったかについては、別途詳しく書く予定です)。あのどろどろ状態の野菜はどうやって作るのか、から始めなくてはなりませんでした。

でもまあやらねばならぬ。成せば成る。成さねば成らぬ何事も。ナセルはアラブの大統領(古いなー)。

そうなのです。私こう見えても昭和の男で古いんです。まずはお勉強から始める共通一次世代。というわけで、頼りになるのはやはり参考書です。九州の母親に教えを乞うわけにもいきませんから。

パートナーがいくつか探してきた本で勉強したわけですが、とにかく書いてあることが難しい。ハードル高杉。日本の「母親」はなんか完璧超人の集団なのかと思うくらいに、超絶敷居が高くて面倒くさいんですよ。とにかくありとあらゆるものを「手づくり」することが大前提。全ての誌面から「手を抜くな〜横着するな〜」という呪いがガンガン飛んできます。今の私なら「アホか」となるところなのですが、当時の物知らずな私は結構まともに受け取ってしまって、結構大変な目に遭いました(笑)。

今年(2015年)の1月から始めたのでたかだか10ヶ月くらいの話なんですけど、振り返ってみるといろいろ無駄なこともたくさんやったし、ヒジョーーーに大変でした。だけどやってよかったと心から思っています(まだまだ続いてますが)。

お父さんにはおっぱいがない

一般的に「赤子の世話=母親の仕事」と思われがちな最大の理由は「授乳」だと思います。これだけは父親がどんなにがんばってもやることができない。母親の最大の武器、特権です。しかし、そのせいで父親が初期の育児に参加しづらい、とも言えます。父親がどんなにがんばって夜泣きの赤子を寝かせようと思っても、母親のおっぱいには逆立ちしたってかないません。父親の徒労感たるや。

そこで離乳食です。自分が作った食事を子どもが食べる。これが結構良いんですよ。ご飯を食べる赤子はそりゃあもう可愛いです。たまらんですたい。

私の場合は自由業で比較的時間をコントロールしやすかったというのはあります。なので世の中の父親がみんなできるとは思っていません。当然、仕事などいろんな状況で物理的に難しいという人がほとんどだと思いますが、一年とは言いません、せめて半年、なんとか三ヶ月でもいいので父親が離乳食を作ることを強くオススメしたいと思います。言うまでもないですが、作るだけじゃなくて食べさせるもセットでやるとさらにいいです(もちろん毎回でなくても構いません)。「いやーそんな面倒なことできないよ」とお思いでしょうが、今は便利な機械や食材がありますので、離乳食づくりは思ったほど大変ではありません。一週間分くらいまとめて週末に作って冷凍しておくことも可能です。妻や義実家からのあなたの評価もぐっと上がるでしょうし、なによりも我が子への愛がものすごーくあふれかえります。本当です。これから離乳食の時期を迎える新米パパさんたちはぜひ検討していただきたいと思います。いやマジで。

次エントリーからは、私が経験して思った離乳食に関するあれこれや、男性向けのちょっとしたコツなんかをご紹介していきたい所存であります。まあ、関係ない話も時々混ざると思いますが、