離乳食の初期〜中期はあまり濃い味付けをしません。そのため、離乳食の参考書などには「ちゃんと出汁をとりましょう」と書いてあります。味付けは出汁の味だけでOK、というわけです。
普段の料理では「めんつゆ」「ほんだし」ばかり使っている私にはハードルの高い要求です。が、ムスコのためにと一念発起して、子供用に美味しい出汁をとるようにしています。
大人用は相変わらず「めんつゆ」です。
出汁がちゃんと取れる人は、ご自身のやり方で問題無いと思いますが、まともに取ったことのない私は参考書のやり方を実行しています。以下、ご参考までに。
出汁の取り方
鍋に水を400cc入れます。ウチの製氷皿だと、これでぴったりの量ですが、各自でちょうどいい量を探ってみてください。
そしてその中に昆布を入れて火を点けます(中火)。
温度が上がってくると昆布がじわじわ伸びてきます。沸騰する直前、昆布の表面に細かい泡が出るくらいで火を止めます。このまま30分くらい放置。
待ってる間に花かつおをお茶を入れるのに使うティーパックに詰めます。量はテキトーですがだいたい袋がパンパンになるイメージ。
←こういうの
30分以上(1時間でも5時間でも一晩でも構いません)たったら、昆布を取り出します。
鍋を火にかけ、沸騰させます。
沸騰したところでかつお節の入ったパックを投入。
1〜2分煮たら火を止めて完成です。
かつお節を取り出すときは最後の一滴までぎっちり絞りましょう。
製氷皿に入れて冷凍します。
凍ったら、ジップロックにうつしましょう。使うときはここから1〜2個取り出して使います。
以上です、面倒っちゃ面倒ですけど、大した手間はかかりませんのでトライしてみてください。
昭和のおじさん的おまけ
出汁を取った後のかつお節と昆布は、捨てずに食べましょう。
面倒なら醤油をかけてそのまま、一手間かけるなら醤油をかけて電子レンジで1分くらい、ちゃんとやるなら昆布を刻んでかつお節と一緒にめんつゆで軽く炒める感じで。