ウチは親が二人とも割と高齢で物欲がやや低下しており、また両方の祖父母ももう孫にはだいぶ飽きてきているということもあり、さらに住宅も狭いという物理的な限界もあることなどから、ムスコのおもちゃは割と少ない方だと思います。
しかしあまりに少なすぎるんじゃないか、ということで、先日近所のデパートのおもちゃ売り場へ購入に出かけました。いや、別にうちが高級なおもちゃしか買わないとかそういうことではないのですよ。単にいただいた商品券があるので使おうというだけでありまして。
そういえば我が家の近所に西松屋とかアカチャンホンポがないってのもおもちゃが少ない理由の一つかも。
余談ですが、私が子どもの頃は「デパートのおもちゃ売り場＝放し飼いコーナー」でした。ちょっとでも手を放して買い物をしたい親たちが、絶対にここから離れないように子どもに良く言い聞かせて（あるいは監視役に父親を配置して）、数十分の時間を捻出する、そんな空間でした。そんなおもちゃ売り場は、いつも子どもたちの熱気にあふれた阿鼻叫喚、おもちゃの取り合いの地獄絵図、というようなイメージだったのですが、いまや上品そうな親子連れが遠慮がちにおもちゃに触っているだけの空間になってしまっており、時代の流れを感じてしまう昭和のおじさんなのでした……。
閑話休題。
でまあ、そこで吟味して購入してみたのが、こちらの「ボーネシェフ ベジタブル」です。
木でできた包丁と野菜のおもちゃセット。少しでも野菜を好きになってもらいたいという両親の切実な思いが感じられる、味わい深いおもちゃですね（泣）。
まあ、これが野菜だとは気が付いてないとは思いますが、それなりに楽しんでいる様子です。
