我が家のサンタ問題
いま我が家で最もホットな話題、それは
「サンタクロース問題」です!(ばばーーん)
サンタクロース問題とは……我が家(というかムスコ)に、クリスマスの日にプレゼントをくれるのは、サンタクロースなのか? それとも親なのか? どちらを選ぶかという問題です。
いまどきは日本のほとんどの子持ちのご家庭で、クリスマスイブには子どもたちは靴下を用意して就寝するのではないかと思います。そして親はあらかじめ買っておいたプレゼントを枕元にセットし、翌朝子どもたちがプレゼントを発見して「サンタさんがきてくれたんだ!」と狂喜する、というのが日本のトラディショナルなお約束の風景です。
なのですが。
どうもパートナーの実家では、幼少の頃から「クリスマスにプレゼントを買ってくれるのはサンタではなくお父さん」という徹底した現実主義(リアリズム)でクリスマスイベントが運営されていたようなのです。
そういう思想で育ったパートナーは当然、自分も同様にやりたいと考えているわけです。彼女曰く「サンタクロースはいてもいい。だがなぜ見ず知らずの異国のおっさんから施しを受けねばならないのか」「なんでよそのひげ面のおっさんに我々の手柄を横取りされねばならんのか」と至極ごもっともなご意見を頂戴しておりますありがとうございます。
でもさあ、あの微温的なゆる〜いぬるま湯の「お約束の世界」が楽しめる機会なんて、今の日本にそんなにないわけですよ。オバケの存在を信じたり、サンタの到来を待望したり、そういうたわいもない「ウソ」を子どもが信じてくれるのなんて、もう今だけなんだからさ。親がちょっとくらいは楽しんだっていいじゃない! というのが私の意見です。お約束ですよお約束。家庭内ファンタジーいいじゃない。ほっといたって、どうせその内信じなくなるのは分かってるんだからさ。
そうでなくたって現実は厳しいんだからさあ。テレビやネットのニュースで流れてくるのは、戦争だ不況だ難民だと辛く世知辛い現実ばかりだし。クリスマスには非現実と現実のごっちゃになってる息子のほほ笑ましい姿でも見て、少しはほっこりしたいじゃないですか。いやまあ騙してるわけですけど(笑)。
というわけで、我が家ではサンタ問題はまだ解決しておりません。今年はまだいいけど、なんとか来年の年末くらいまでには意見を集約して一本化したいところですね。
今年のクリスマス
今年はまだサンタ問題には言及する必要がないので、普通にこれを買ってあげる予定であります。
アマゾンだと色によって値段が結構違いますね。どれにしようかしら。
現場からは以上です。